original
『伊波普猷全集』(平凡社刊・全十一巻)を企画構想し、五年がかりで資料収集、編集、刊行を続けながら、さいごの十一巻(昭和51年10月)に収載した解説論文を中心にしてまとめたのが、私の初めての『伊波普猷論』(沖縄タイムス社刊・昭和54年9月)だった。
あれからあっという間に十四年の歳月が流れていった。その間、不断に全集に学び続けてはいるのだが、まとまった形で伊波普猷論を論ずることができなかったのは、私にとってほんとに心残りである。当初、初版『伊波普猷論』の第三章の部分を補強しながら伊波論のまとめを第四章に立論したいと思っていたのだが、それが間にあわないのにもかかわらず、『伊波普猷論』の再販を望む若い人たちの声がしきりなため、ひとまず第三章だけを組み立て直し、「新しい資料」を補筆して新版に踏みきることにした。第一・二章は初版本のままである……(新版あとがきより)
出版社:平凡社
状 態:中古本、カバー薄い焼け、薄いキズ、薄い汚れ、薄い擦れ、カバー内側シミあり、本体見返し部分著者サインあり、テープ(2.5×8)の貼付けあり、薄い焼け、表紙裏表紙裏、色抜け焼け、全体的に薄い焼け、小口天地激しい細かなしみあり、本文はきれいです