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定評ある武部口語訳による楽天詩を集成。
(帯の背面より)
白楽天という詩人は、不幸な人人の友だちであろうとして、誰にでもわかる言葉で詩をつづることに努力した。詩ができあがると、女中のばあやに読んできかせ、意見をもとめたともいう。この武部訳は、原詩のそうした方向を有効に生かすべく、ぜんぶカナガキである。カナガキの日本語というのは、読みにくいのがふつうなのに、武部君のはふしぎにそうではない。ふしぎな才能である。白楽天にが武部君によって訳されることは、白楽天にとってもたのしいことであろう。吉川幸次郎
(帯の表面より)
人民の苦しみに深い同情を持ち悪い政治に激しい憤りを感じる善意の大詩人白楽天は遥かの大昔にこれらの社会詩を作って心ある人に訴えた。その訴えは日本の現代においても尚なまなましく共感し、しみじみと納得出来るのである。その表現はあくまで平易で、誰にでもよく理解出来るが、ころまでの訳し方では編に裃(かみしも)をつけたようなもったい臭いものになり勝ちであった。今度の武部利男の訳は仮名ばかりで子供にでも読める。白楽天を日本人に贈ったと言えよう。富士正晴
(帯の裏面より)
白楽天詩集
著者:武部利男
装画:富士正晴
発行:六興出版
昭和56年1月10日初版
昭和56年4月10日2刷
古本です。
古本の性質上、経年劣化をご了承下さい。丁寧な本の検査を心がけできるだけ詳細に状態を撮り、また書くように努めていますが見落としがあるかもしれません。本の状態の記載は目安としてご参照下さい。ご理解のほどよろしくお願いします。
状態:函入り。帯付き。
函は、ヘタレ、イタミ、ヤケ、シミ(写真参照)、ヨゴレ、スレキズ、フチスレ、あり。帯は、ヘタレ、ヤケ、シミ、ヨゴレ、あり。表紙・背・裏表紙は、ヘタレ、ややヤケ、ややシミ、ややヨゴレ、ややスレキズ、ややフチヨレ、あり。天地小口は、ヘタレ、ややヤケ、ややシミ、ややヨゴレ、あり。本文は、ややヘタレ、ややヤケ、あり。読むのに問題はありません。