original
すぐれた授業は子どもの心を開かせ、日常的なものの考え方を根底から変えることすらある。前、宮城教育大学学長林竹二氏は、この五年間、二百回以上にわたって全国各地の小学校で独自の授業を行ってきた。本書はその授業によって心を開いていく子どもたちの姿を鮮明にとらえた写真を中心に授業の可能性を追求するユニークな記録である。
(帯の表面より)
林先生の授業の基本は、子どもの持ち合わせの知識を厳しい吟味にかけ、彼らをそこから解放していくことにあります。そこでは平板な情報の授受には見られない緊張と集中のドラマが展開されるのです。林先生の授業は、何をどう教えるかという論議のみが多い教育界に対して、子どもにとって授業とは何かという視点をつきつけた問題提起であると思います。小野氏の写真は、林先生によって追い込まれ、まさに自からの主体をかけて考え始める子どもたちのようすを生き生きと伝えています。あとで写真を見せられた先生たちは「これが自分が教えている子どもたちか。彼らはこんなに美しい表情になるのか」と驚かれることがしばしばです。それほど子どもたちは初対面の林先生に対して心を開き、その本来の美しさを現してくるのです。 (まえがきーより)
(帯の裏面より)
林竹二・授業の中の子どもたち
著者:林 竹二
構成:松本 陽一
カメラ:小野 成視
発行:日本放送出版協会
1976年5月1日・第1刷発行
1980年8月1日・第7刷発行
B5判173頁
古本です。
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